フォトウェディングの相場は?妥協しないで費用を抑えるコツ
フォトウェディングの相場は衣装と撮影場所で変わる
「マイナビウェディング」の調査によると、一般的にフォトウェディングを選んだ人がそれにかけた費用相場として、最も多いのが5万円未満(40.9%)となっており、9割のカップルが15万円以内でおさめています。結婚式を挙げるのにかかる数百万円という費用相場と比較すると、安さが大きな魅力であるフォトウェディング、やはり費用はできるだけ抑えたいという人が多いようですね。
フォトウェディングはどれだけ豪華プランでも結婚式を挙げるほどの費用はかかりませんが、以下のようなポイントで何を選ぶかによって総額は大きく変わってきます。
- スタジオ撮影/ロケーション撮影
- 選べる衣装の点数(洋装・和装)
- 選べる衣装のグレード
- アルバムの有無
- カットデータの点数
- 小物の利用や持ち込みの有無
- 撮影を行う曜日(平日か土日祝か)
フォトスタジオ各社ではそれぞれ撮影プランを用意していますが、上記に挙げたようなポイントが各プラン内容によってそれぞれ異なり、またそれによって設定されているプラン料金も変わってきます。いくつかのプランの費用例を以下にご紹介しますので、何がプラスされると費用が高くなるのかの参考にしてみてください。
スタジオ撮影の費用例
- 5万円
- 和装1着(男女共)+着付け+ヘアメイク+髪飾り+全カットデータ
- 11万円
- 洋装1着(男女共)+ヘアメイク+小物一式+全カットデータ+アルバム10P
- 25万円
- 衣装2着(男女共に洋装・和装組み合わせ自由、衣装ランクアップ無料)+着付け+ヘアメイク+アクセサリー・小物レンタル+全カットデータ+アルバム
ロケーション撮影の費用例
- 10万円
- 洋装1着(男女共)+アクセサリー・小物レンタル+ヘアメイク+ロケ地1か所+全カットデータ
- 12万円
- 和装1着(男女共)+着付け+ヘアメイク+小物一式+写真台紙付き1枚+データ1カット(データセレクト可)
- 21万円
- 洋装1着(男女共)+ヘアメイク+小物一式+ブーケ・ブートニア+撮影申請料+移動車両+全カットデータ(ハウススタジオ撮影)
内容を妥協しないで費用を抑えるには
結婚式をやめてフォトウェディングを選ぶのだから、できるだけ費用は安く抑えたい・・・!と願う気持ちはみんな同じですが、価格だけを比較してプランを選ぶのはNG。あとになって後悔しないためには、自分にとって必要なものがプランにちゃんと含まれているか、しっかりチェックする必要があります。でも初めてのときは何を削れば安くなるのか、それが自分にとって不要なのかどうかもよくわかりませんよね。
そこでプラン選びに役立つ、費用削減のポイントを以下にご紹介しましょう。内容に妥協しないで、リーズナブルなプランを選択してくださいね。
撮影する曜日をチェック
フォトスタジオ各社の料金プランを見てみるとわかりますが、基本的に平日よりも土日祝日は数万円料金が高くなります。2人揃って平日休みを取るのはどうしても無理!というのでなければ、できるだけ平日を選ぶのがまず費用削減のポイントです。
アルバムって絶対に必要?
撮影したデータをアルバムにしてもらう、データのみをもらうなど、プランによって写真の受け取り方はいろいろですが、ここで注意すべきは、アルバム付きのプランにすると料金が跳ね上がるということ。カットデータで受け取っておけば、後で自分でプリントして自分でオリジナルのアルバムを作ったり、業者にデータを入稿してフォトブックを作ってもらったり、いろいろな使い方ができます。アルバムをもらう代わりにデータをたくさん受け取れるプランにしたほうが、安く上がるだけでなく楽しくお得に使い回せますね。
衣装を厳選して1着にする
多くのスタジオで衣装にグレードを設けています。いちばん安いプランにしたら着たい衣装がなく、結局衣装をグレードアップして高くついた・・・なんてこともよくある話。まず、そのプランで選べる衣装に着たいものがあるかどうかをしっかりチェックしましょう。そしてやはり衣装を何着か選べるプランよりも1着に絞ったほうが費用は安くて済みます。
スタジオ撮影でオシャレに決める
撮影場所については、フォトスタジオ内で撮るスタジオ撮影と、屋外のいろいろな場所を選べるロケーション撮影がありますが、スタジオ撮影よりもロケーション撮影のほうがかなり割高です。チャペルやハウススタジオ、大自然の中、見晴らしのよい景色の中など、撮影したい場所が決まっているならロケーション撮影は外せませんが、そうでないならスタジオ撮影を選ぶとかなり料金を抑えることが可能。フォトスタジオによってはスタジオ撮影でも十分インスタ映え抜群なオシャレ写真が撮れるところもあるので、そういう視点でスタジオ選びをしてみてもいいかもしれませんね。
撮影リストを作って枚数節約
写真をアルバムではなくデータでもらうことで料金を抑えるなら、できれば全カットデータが欲しいところですが、もらうデータ数を減らすことでさらに安くあげることも可能です。その場合、後で苦渋の選択をしなくて済むよう、撮影前に撮りたいシチュエーション、ポーズ、アングルなどを決めて「撮影リスト」を作っておくと便利です。
キャンペーン割引、特典付きプラン、モニター募集を利用
各社では不定期に割引キャンペーンやモニター募集を行っていたり、特典付きプランを提供していたりすることがあります。普段の料金の半分以下で撮影できたりすることもありますので、見逃さないようにこまめにチェックしてみましょう。