少人数結婚式家族婚・親族婚・ファミリー婚について詳しく解説しています!
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少人数結婚式とは?家族・親族のみのファミリー婚がトレンドなワケ

近年、時間や費用の節約のため、セレモニーの自由度を高めるため、家族や親族といった身内のみを招いて行う30名以下の少人数での結婚式、いわゆる「家族婚」「ファミリー婚」といった挙式スタイルを選ぶ人が増えています。でも、少人数だからこそ、式場はどんなところを選ぶべきか、演出はどうすれば良いかなど、分からないことはたくさんありますよね。こちらのページでは、少人数結婚式の内容や注意点、少人数結婚式を挙げた先輩たちの口コミなど、事前に知っておきたい情報をまとめ、ご紹介しています。

少人数の結婚式ってどんなもの?

少人数の結婚式ってどんなもの?

全国結婚式場総合検索サイト「ハナユメ」が行った調査によれば、ゲストの人数が30名以下の少人数ウェディングを実施したのは全体の16.2%で、約6組に1組は少人数という、意外と高い割合であることが分かりました。中でも最も多いゲスト数帯は「10名未満」が14.5%、続いて「10名~20名未満」が10.1%、「20名~30名未満」が8.8%という結果になっています。

ゲスト人数10名未満の結婚式は家族だけを呼ぶ家族婚スタイル

ゲスト人数10名未満といえば、親・兄弟姉妹中心に家族のみを招いた、本当に小規模でアットホームな挙式になります。「披露宴」というよりは「家族へのお披露目会」「会食会」といったイメージで、司会者や演出などはあまりなく、特に費用が気になる場合などは婚礼衣装ではない平服で行うカップルも少なくはないと言います。反対に、海外で挙式を行いたいという理由で家族婚を選ぶ人もいます。このスタイルを選ぶ人は、以下のような理由・背景によることが多いようです。

  • 結婚式を挙げるつもりはなかったが、親の意向で
  • 友達を呼ばず、アットホームな雰囲気で結婚式をしたい
  • 準備をできるだけ簡素に簡単にしたい
  • 結婚式は行いたいが、費用総額が気になる
  • 海外で結婚式を行いたい

ゲスト人数10~20名の結婚式は家族や親戚を呼ぶ親族婚スタイル

ゲスト数帯が10~20名となると、両家の家族だけでなく親族も列席するため、挙式セレモニーをきちんと行ったり、両親への感謝の手紙を読み上げるなど、演出を加える人が多いでしょう。このスタイルを選ぶ理由については、以下のようなケースが挙げられるようです。

  • 結婚式を挙げるつもりはなかったが、家族や親族の希望で
  • 親族のみで小規模でアットホームにしたい
  • 家族に感謝の気持ちを伝えたい

ゲスト人数20~30名の結婚式は家族・親族・ごく親しい友人のみを呼ぶ少人数婚スタイル

ゲスト数帯が30名ともなれば、親族だけでなく友人も列席するため、両家の家族・親族にそれぞれの友人をお披露目したり、交流したりすることができますので、やや華やかな内容になるでしょう。この人数であればフラワーシャワーやバルーンリリースなどの演出も可能です。

とは言え、友人も呼ぶ場合でも、余興や演出を取り入れず、会食中心のスタイルになることも珍しくありません。その分、食事や引き出物など、ゲストのおもてなしにお金をかけたいと考えるカップルも少なくないようです。

このスタイルを選ぶカップルは、以下のような理由による場合が多いようです。

  • 本当に親しい仲だけで、リラックスして結婚式を楽しみたい
  • 友人の人数に差があり、人数を合わせた結果少人数になった
  • 過去の列席経験から、大規模で派手な雰囲気の披露宴があまり好きではない
  • ゲストの人数を少なくする分、細やかなおもてなしがしたい

少人数の結婚式を挙げるメリット

短い準備期間で結婚式ができる

短い準備期間で結婚式ができる

少人数結婚式ならではのメリットといえば、やはり比較的短い準備期間でも充分納得のゆく結婚式を挙げることができるという点が挙げられます。

一般的に、結婚が決まってから結婚式当日までは、衣装やヘアメイクの決定、式の段取りや進行・演出などの決定、招待するゲストへ招待状の発送、引出物の用意、前撮りなど、決めなくてはいけないことややるべきことが目白押しで、準備期間は少なくとも約半年~1年程必要だと言われています。人数が多いほど準備するものも多くなるため、規模が大きいほど充分な時間が割けず、じっくりと検討できなかったり、妥協してしまったりして、思うように式の準備が進められないリスクは高まります。

一方、少人数結婚式ではこうした準備にかかる労力を大幅に抑えられるため、その分短い期間で準備を済ませることができます。それでいて、ゲストひとりひとりに細やかなおもてなしができたり、満足度の高い結婚式を挙げられるのが大きなメリットです。

少ない予算で結婚式ができる

少ない予算で結婚式ができる

少人数の結婚式であれば、大規模な結婚式に比べ、費用を大きく抑えることができるのもポイントです。と言うのも、多くの場合、少人数結婚式は挙式の後に会食という形式で行われるため、コストのかかる大規模な余興や演出を取り入れる場面はそう多くありません。

たとえば、結婚式や披露宴などでよく見かける演出のひとつ「バルーンリリース」なども、人数が多くなければバルーンの数も少なくて済みますよね。友人の余興で楽器の演奏などがあれば楽器や音響機器の手配などに費用が掛かりますし、お礼にお車代などを包まなければなりません。司会進行役や乾杯の音頭をとる人、主賓挨拶をする人があれば、依頼料も発生します。

こういった演出を一切行わない少人数結婚式であれば、かかる費用は食事代と会場を貸切る料金のみ。さらに、人数が少ない分会場も小さくなりますから、場所代も節約できることになります。費用を抑えることができるうえ、誰にとっても満足できる結婚式を挙げることができるとなれば、少人数結婚式のメリットは非常に大きいと言えます。

アットホームな雰囲気の結婚式ができる

アットホームな雰囲気の結婚式ができる

少人数の結婚式を挙げる最大のメリットと言ってもいいのが、気心の知れたゲストしか参加しないためにリラックスした温かい雰囲気の結婚式を行うことができ、またゲストひとりひとりと話す時間を充分にとることができるという、「ゲストとの距離の近さ」が挙げられるのではないでしょうか。祝辞や余興などの慌ただしい演出を省くことで、たとえば各テーブルを順番に回って会話を楽しみながら一緒に食事を摂ったり写真を撮ったり、感謝の気持ちを直接言葉で伝えることもできますし、料理をじっくりゆっくり味わってもらうことができます。

一般的な結婚式では、家族や友人はもちろん、職場の関係者など、多くのゲストを招待するため、人数が多い分、色々なゲストに対して気遣いをしなければならなかったり、職場関係の人や上司などを招待するとどうしても緊張感が生まれますし、各テーブルを順番に回ってひとりずつ会話を楽しむなんて時間はありません。

一方の少人数の結婚式なら、「テーブルスピーチ」でひとりひとりからひと言ずつ祝福の言葉を贈ってもらうこともできますね。こちらからは、プチギフトや引き出物などひとりひとりに合わせたものを無理なく用意できますし、席札やサンクスカードに手書きのメッセージを添えるなど細やかなおもてなしができるのも魅力です。

少人数の結婚式を挙げるデメリット

少人数に対応した結婚式場が少ない

少人数に対応した結婚式場が少ない

少人数の結婚式を挙げるデメリットとしては、やはり会場探しが難しいという点が挙げられます。最近は少人数の結婚式はごく当たり前になってきましたが、式場のプラン詳細をよく見ると、「最少人数」が記載されていて、人数によっては気に入った会場を選べないということもないわけではありません。

また、小さい会場にはたとえば取り入れたい演出に必要な充分な音響設備が整っていなかったり、叶えられる演出やアイテムの選択肢が圧倒的に少ないことも否めません。

段取りをしっかりと決めておかないとグダグダになる可能性がある

段取りをしっかりと決めておかないとグダグダになる可能性がある

たとえば司会進行役を友達や身内の方に頼むと費用を抑えることができますが、不慣れな司会と少人数のアットホームな雰囲気も相まって、スムーズに進行させることができず、予定通り無事に終わらせることができなくなる可能性もあります。事前に入念な打ち合わせを重ねて置いたり、費用はかかっても演出を失敗させないためにプロの司会者を雇うという選択肢も視野に入れつつ、きちんと準備をしておくことが重要です。

少人数結婚式派のこだわりどころ

少人数結婚式派のこだわりどころ

少人数の結婚式を挙げるカップルが特にこだわる点と言えば、まずは「会場選び」です。ゲストは家族や親戚がメインなので、「祖父母の負担を考慮して」「家族が集まりやすい」などの理由で、新郎新婦の現住所の近所や、両家の中間地点にある会場を選び、送迎バスの手配など、少人数だからこそできるサービスを取り入れるカップルが多いといいます。少人数結婚式の会場選びは、かなりアクセス重視の傾向にあると言って良さそうですね。

また、費用にやや余裕のあるカップルの中には、国内・外のリゾートエリアでの挙式を選び、家族や親族との旅行を兼ねた結婚式にした、というケースも見られました。中には、旅費を負担して祖父母孝行・親孝行をした、というカップルもいるようですが、これも少人数だからこそ実現できるプレゼントと言えますね。

会場のタイプについては、全国結婚式場総合検索サイト「ハナユメ」が行った調査によれば、「ゲストハウス・専門式場」を選んだカップルが全体の39.6%ともっとも多く、やはりアットホームな雰囲気でリラックスできる結婚式を挙げたいという新郎新婦の想いが反映されていると言えます。

ただし、招待人数別に見てみると、ゲスト人数が20名以上になると半数近くが「ホテル」を選んでおり、少人数でも人数が多くなるほどゲストの宿泊など考慮しながら会場を選ぶ傾向にあるということも伺えます。

先輩たちの口コミ紹介少人数の結婚式って実際どうなの?

少人数の結婚式って実際どうなの?

少人数結婚式の内容や、多くの人に選ばれている理由、注意点などご紹介いたしましたが、では、実際に少人数結婚式を行ったカップルや列席したゲストはどう感じているのでしょうか。ここでは、少人数挙式を挙げたカップルや列席したゲストの声をご紹介いたします。

“列席者全員に手書きのメッセージを添えることができたり、ひとりひとりとじっくり話をしながら食事ができたので、本当に思い出に残る結婚式になりました。結婚式当日のことはもうあまり思い出せないくらい慌ただしかったと振り返っていた友人を見ていたので、いつまでも思い出して幸せな気持ちになれる結婚式を実現できて本当に嬉しく思います。”

“家族だけを招待する「家族婚」を選びました。確かに招待客が少ない分、総費用はおさえられますが、プランによっては人数が増えれば増えるほどお得になることもありますよね。私たちの選んだ会場は、衣装やケーキ、料理などすべて込みで698,000円という金額でしたが、これを単純に10名で割ったら1人あたり69,800円ということになります。こう見ると、一般的な結婚式よりも割高な結婚式だったと感じてしまい、お得感が感じられないというのはありますね。”

“自分たちでレストランを探して会食形式でやろうとしている人は要注意!プランナーと呼ばれる人が居ないので、ペーパーアイテムや写真ビデオはすべて持ち込み、装花はお花屋さんで直接打ち合わせ、衣装は提携店など自分で手配したりあちこちに足を運ばなくてはならないなど、かなりの時間がかかってしまうことがあります。最近はレストランでもプランが設定されていたりコーディネーターがいるところが多いので、会場はよく吟味して選んでくださいね。”

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