東京でおすすめのロケーションフォトスポットをご紹介!
スタジオ撮影とロケーション撮影それぞれの特徴と魅力
結婚式を挙げない代わりにフォトウェディングをする「フォト婚」カップル最近増えてきていますよね。そんなカップルが写真を撮るにあたっては、大きくわけて屋内で撮影を行う「スタジオ撮影」と、屋外で撮影を行う「ロケーション撮影」があります。
スタジオ撮影の場合は撮影のためだけの場所なので、撮影とは関係のない人がいません。恥ずかしがり屋の旦那と一緒でもリラックスしやすいです。また、仕事が忙しく撮影日のスケジュールを動かすことが難しい方にもスタジオ撮影はおすすめできます。スタジオ撮影ならロケーション撮影のように天候に左右されることがありませんし、証明や光の効果を使ってうまく雰囲気作りをすればロケーション撮影よりも素敵な写真が撮れちゃうこともあるんです。
一方、ロケーション撮影はスタジオでは出せない雰囲気を出すことができます。広々とした海をバックにビーチでの撮影や、夜景を使ったロマンチックさの演出など、選択肢は無限大。東京だったらちょっと気分を変えて、原宿や表参道でロケーションフォトを撮るのもみんなと違う趣向でオリジナリティが出てグッドですよね。
なぜロケーションフォトが流行っているの?
以前から結婚式の前撮りでスタジオ撮影を行うことは結構ありました。でも最近ではロケーション撮影を希望する花嫁さんがどんどん増えているんです。ロケーションフォトが流行っている理由としては、結婚式をせずに籍を入れる「ナシ婚」が増えたことと、これまでよりずっとバリエーションが豊かになってきていることが挙げられます。
今までは衣装の種類が少なかったり、ヘアメイクにこだわることができなかったりと、自由がないと感じるという声が多かったんです。そのため、フォトウェディングには窮屈さや、金銭面の余裕がなくて仕方なく、というイメージを持つ方もいました。
でも、今はSNSの普及によってフォトウェディングの魅力が広く伝わるようになってきていますよね。フォトウェディングそのものが身近になり、これまでの定番だったチャペルでの撮影とも違う面白さが出せるロケーションフォトも出てきました。最近では花嫁さんだけで撮る「ソロウェディング」なんてものまであるし、今までの常識を覆すヒラメキが感じられる結婚写真はFacebookなどでも注目の的ですよ。
フォトウェディングのロケ地に選ばれている人気スポットって?
さて、インスタ映え間違いなしのトレンドのロケーションフォトウェディングですが、撮影をするならどんな場所で撮りたいですか?ぼんやりしたイメージはあっても、具体的にどこを選べばいいのか、選び方の基準がわからないという人も多いでしょう。フォトウェディングのロケ地に選ばれているスポットで人気の場所は以下のようになっています。
- 1位 海 72.9%
- 2位 お花畑 46.9%
- 3位 2人の思い出の場所 37.6%
- 4位 観光地 33.7%
- 5位 公園 14.4%
- 6位 街中 2.8%
やはりダントツトップは海。青い海と広い空があると開放的な雰囲気になりやすいということもあるのでしょう。続いて2位はお花畑ですが、一面のラベンダー畑やチューリップ畑など、季節によっていろいろな雰囲気が楽しめそうです。2人の思い出の場所は、同窓生なら母校や、あるいは初デートの場所など。観光地としては、京都・奈良・北海道・沖縄など、特有の雰囲気を持ったスポットが人気です。公園は、紅葉の時期か春の草花が芽吹く時期、真冬の雪景色といろいろな写真が撮れるので、洋装・和装共に幅広く人気ですね。
そして6位に入っている「街中」。アンケートでは3%以下という数字になっていますが、カップルによってはこれぞロケーションフォトの醍醐味!という人も少なくありません。街中での撮影は、まるで自分が映画やドラマの主人公になったような感覚を楽しめるシチュエーションであるとも言えますし、普段2人でよく遊びに来る町でのフォトウェディング撮影は、実に感慨深いものがあるに違いありません。
撮影の注意点とおすすめの撮影シチュエーション
ただ、最近流行りのロケーション撮影はメリットばかりではありません。屋外での撮影となることから、天候に大きく左右されて中止になることもあります。雨での中止はもちろん、和装だと特に衣装が重たいし、夏だと暑さがきついんですよね・・・逆にウェディングドレスは冬の撮影だと寒さがつらいです。
公園もロケーション撮影にはよく使われる場所なんですが、人が少ない午前中に撮ることが多く、時間的な制約を受けやすいです。また、屋外では空の状態も色合いや陰影に大きな影響を与えます。夕暮れ時や、夜の街の光をうまく捉えられればロマンチックな写真が撮れますが、あいにくの曇りで・・・なんて場合も。
でも、フォトグラファーさんの腕にもよりますが、天候を逆手に取って屋外であっても雨を背景に使えることもあります。街中のロケーションフォトはこういう変更もしやすいので、臨機応変に対応してくれるスタジオ選びが鍵ですね。
東京都内で人気のロケーションスポットは?
お花畑や海辺でのフォトウェディング、考えるだけでとっても素敵な写真が撮れそうですよね。でも、いざロケ地を選ぶとなると、そんな素敵なロケーションスポットって一体どこにあるのか、どんな風に探せば良いのか想像もつかないという人も多いのではないでしょうか。ここでは東京都内でフォトウェディングの撮影ができる人気のロケーションスポットについてご紹介いたいします。
東京都内で人気ロケーションスポット①葛西臨海公園
- 所在地
- 〒134-0086 東京都江戸川区臨海町6-1-2
- 撮影申請料
- 400円
葛西臨海公園は、海はもちろん、コスモス・菜の花・ポピーなどの花々や、広い芝生、林、紅葉、大観覧車など、夕陽や夜景まで楽しめるたくさんの撮影スポットが魅力の、都内でも最大規模の公園です。東京にいることを忘れるほどの非日常を味わえ、園内には水族館や遊園地もあるなど、思い出を重ねていける場所でもあります。
東京都内で人気ロケーションスポット②お台場海浜公園
- 所在地
- 〒135-0091 東京都港区台場1-4
- 撮影申請料
- 400円
レインボーブリッジや東京タワーなど東京らしい景色を背景に、南の島のように白い砂浜で撮影できるお台場海浜公園は、青空も夕焼けも夜景も全て絵になるドラマチックなロケーションスポットとして人気の場所です。
東京都内で人気ロケーションスポット③肥後細川庭園
- 所在地
- 〒112-0015 東京都文京区目白台1-1-22
- 撮影申請料
- 1,950円
大名細川家の屋敷跡を利用した池泉回遊式庭園は、都心とは思えない静けさで厳かな雰囲気と、情緒あふれる和室での撮影が人気のロケーションスポットです。水面に映える花々や緑、そして秋の真っ赤な紅葉の美しさも見事で、和装にぴったりの穴場スポットです。
東京都内で人気ロケーションスポット④小石川後楽園
- 所在地
- 〒112-0004 東京都文京区後楽1-6-6
- 撮影申請料
- 800円
都心にあるとは思えない趣あふれる小石川後楽園は、由緒ある日本庭園や、真っ赤な通天橋の上での優美な一枚が人気のロケーションスポットです。梅や桜、菖蒲に紫陽花など、四季の花々が咲き乱れ、豪奢な雰囲気が魅力です。
東京都内で人気ロケーションスポット⑤代官山周辺
- 所在地
- 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町
- 撮影申請料
- なし
どこでも絵になるスタイリッシュな青山でのタウンロケーションは、モデル気分で印象的な一枚を残すことができる人気のロケーションスポットです。代官山の街並や、西郷山公園、代官山タウンなど、たくさんの撮影スポットが魅力です。
東京都内で人気ロケーションスポット⑥東京駅
- 所在地
- 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目
- 撮影申請料
- なし
東京駅はもはやフォトウェディングのロケ地として定番と言えるほど人気の高いスポット。昼間は赤レンガ造りの建物が独特な雰囲気を作り出してくれて、夜はライトアップされた姿が非常に幻想的。洋装はもちろん、和装でも素敵です。
東京都内で人気ロケーションスポット⑦清澄公園
- 所在地
- 〒135-0024 東京都江東区清澄3-3-9
- 撮影申請料
- お問い合わせ下さい
東京都指定名勝である清澄庭園は、池の周辺や橋の上、紅葉した美しい自然などを背景に和装に映える撮影スポットがたくさんあります。まるで百人一首の一枚のような、日本ならではのロケーションフォトが撮りたい人にはおすすめです。
東京都内で人気ロケーションスポット⑧表参道周辺
- 所在地
- 〒107-0061 東京都港区北青山
- 撮影申請料
- なし
これぞ映画のワンシーン!という写真が撮れるだけでなく、撮影時には俳優さんやモデルさんになったかのような気分も味わえる、街中ロケーションフォトの醍醐味、原宿・表参道。雰囲気のある街角や交差点での撮影は、きっと思い出深いものになります。
その他にも、代々木公園や明治神宮、浅草雷門、東京タワー周辺、スカイツリーの見える場所など、東京だけでもたくさんの人気スポットがあり、千葉や横浜まで足を伸ばせばさらに選択肢が広がります。ロケ地をどこにするかによって、洋装・和装のチョイスも決まってくると思いますので、いろんな可能性を考えながら決めてください。
東京都内で人気の撮影シチュエーションって?
東京都内には様々な人気ロケーションスポットがあるので、ただ衣装を着て写真を撮ってもらうだけでも十分にオシャレなウェディングフォトができあがるでしょう。しかし、せっかくならポージングやシチュエーションにもこだわりたいと考えるカップルは多いでしょう。ここでは、フォトウェディングをするならぜひチャレンジして欲しいおすすめの撮影シチュエーションについてご紹介いたします。
水面フォト
日本庭園の池や海辺、公園にある大きな湖やオシャレなプールなど、水面に映るふたりの姿を撮影すれば、とてもロマンティックなウェディングフォトに仕上がります。水面フォトの撮影に使える水場は意外と多いので、ぜひチャレンジしてみましょう。思い描いた通りの水面フォトを収めるコツと言えば、撮影時間にこだわることです。たとえば日が昇る時間であれば水面が美しく輝いてとても情感豊かに、夕方や夜であればライトアップされた水面は幻想的で煌びやかな雰囲気を醸し出してくれるでしょう。

夕日フォト
ふたりを淡いオレンジ色の光が包む夕日フォトもまた、人気撮影シチュエーションのひとつ。夕日が落ちる瞬間を狙って撮影をすれば、昼間に撮影する写真とはがらりと雰囲気が変わって、とてもドラマチックなウェディングフォトを残すことができます。定番の演出と言えば、夕日をバックに逆光をうまく利用することで、幻想的な「シルエット」を浮き彫りにするというもの。向かい合った立ち姿や、お互いの手を引いている姿、少し思い切ってお互いのおでこをくっつけたポーズや、キスをしているポーズなど、いろいろなポーズに挑戦してみるのもおすすめです。

夜景フォト
「人とは少し違うウェディングフォトを仕上げたい」というカップルに人気なのが、夜に撮影する夜景ウェディングフォト。「キャンドルを並べて揺れる炎とともに」「LEDライトを使ってスタイリッシュに」とアイデア次第で180度違ったテイストになるのもまた魅力で、オリジナリティが出しやすいシチュエーションと言えます。また、暗闇の中で撮影したウェディングフォトは白のウェディングドレスが映えるというメリットもあります。夕方くらいから撮影をはじめ、次第に暗くなっていく空の移り変わりを写真に収めるのもおすすめです。

ロケーションフォト撮影場所の選び方
どんなロケーションフォトが撮りたいかイメージが固まって来たら、そんな写真が撮れる季節や時間帯を確認しましょう。ハウススタジオや洋館など、ロケ地が屋内の場合や街中の撮影なら季節はあまり関係ありませんが、自然を背景に撮りたいなら、新緑の季節がいいのか、紅葉の時期なのか、あるいは雪景色なのかによって、撮影時期を合わせなければなりません。
また、同じ場所、同じ季節でも、時間帯によって雰囲気がガラリと変わります。陽が差している時間帯でも、朝なのか真っ昼間なのか夕方なのかによって陽の差す方向や高さが変わりますので、この辺はスタジオの方と相談してみてもいいかもしれませんね。
自分たちの思い出の場所での撮影や、スタジオが提案しているロケ地以外での撮影を希望している場合は、その場所での撮影が可能かどうかを自分たちで調べなければならない場合もあります。いずれにしても、撮りたい場所に足を運んでみて、現地で撮影をイメージしながらいろいろと調べてみるといいですね。ロケーション撮影を行う季節の選び方については「フォトウェディングがお得になるおすすめの時期は?季節別ロケーションフォトもご紹介!」をご覧ください。